航空生産科

新しい翼を生み出し続ける、モノづくりのエキスパートへ

現場経験に裏付けされた航空宇宙工学を学べる
現場経験に裏付けされた航空宇宙工学を学べる 実際に航空機やロケットの開発・製造に
かかわった経験を持つ教員による航空宇宙工学の
講義を実施しています。現場経験に基づく
実践的かつ専門的な知識を習得できます。
小型飛行機RV-4がつくれる全国唯一の小型機製造実習
小型飛行機RV-4がつくれる全国唯一の小型機製造実習 航空生産科ではアメリカのスポーツ航空愛好家に
人気の小型飛行機「RV-4」を教材として、
全国で唯一の小型機製造実習を実施し、
設計・製造・検査というモノづくりの一連の
流れを実践的に学びます。
ボーイング787など最新鋭の旅客機にも
使われる複合材を学ぶ
ボーイング787など最新鋭の旅客機にも
使われる複合材を学ぶ
航空機への適用が拡大している炭素繊維系複合材
(CFRP)は、高い強度と軽さを併せ持つ素材です。
航空生産科では炭素繊維系複合材(CFRP)部品を
成型するオートクレーブを実際に使用し航空機製
造技術を学びます。
CANSAT(模擬人工衛星)の飛翔実験を通し、
人工衛星の設計・製作の基礎を学ぶ
CANSAT(模擬人工衛星)の飛翔実験を通し、
人工衛星の設計・製作の基礎を学ぶ
三菱重工業でロケット、宇宙船「こうのとり」、
人工衛星の開発に携わった教員による模擬
人工衛星CANSATの実験を行います。
小型ロケットの先端に超小型模擬人工衛星を
搭載して発射、衛星を分離させパラシュートで
着地させます。
安全運航を保証するための様々な検査技術を学ぶ
安全運航を保証するための様々な検査技術を学ぶ 航空機の安全運航を保証するために、
航空機・エンジンの構造や部品レベルの傷などを
様々な手法で確認・検査するための
非破壊検査技術を学びます。
実際に航空機を製造している企業で行うインターンシップ
実際に航空機を製造している企業で行うインターンシップ 日本の航空機製造の中核を担う企業でインターンシップを受講します。
アクティブラーニング:複合材工作
アクティブラーニング:複合材工作 炭素繊維系複合材のキーホルダーを
作成するための手順を学び、
製作過程で起こり得る問題について
グループディスカッションを行います。
そのうえで複合材の特性を考慮し、
キーホルダーのデザインを検討、
作成します。

RV-4組立実習
設計図を見ながら完成までの工程をイメージ
RV-4組立実習
まずはフレームを組み立て
RV-4組立実習
工具を使い部品同士をしっかり接合
RV-4組立実習
主翼が少しずつカタチに
RV-4組立実習
チームで協力しながら板金を組み合わせる
RV-4組立実習

飛行機のカタチが見えてきた

先輩に聞く

自分は何をやりたいのかを考えていくと「じっくりモノづくりを学びたい」。そう思っている自分に気がつきました。モノづくりは子供の頃から好きでしたし、父も兄も工業系で、その影響もあったと思います。進学誌でこの学校のことを知ったんですが、授業で飛行機をつくるって凄いですよね。今まで考えたこともありませんでした。考えるだけでワクワクしてきて、「僕のやりたいことはこれだ!」と感じました。その後、ホームページなどで他の航空専門学校とも比較し、オープンキャンパスにも行きましたが、ここが設備面など一番。ダントツでした。
この学校のことを調べてみると、本物の飛行機をつくる実習があり、それは全国で中日本航空専門学校だけ。また機材や設備面の充実も明らかでした。さらには指導者も航空機メーカー出身者による実践的な授業で、多様な経験ができると思ったのです。将来のためには知識や理論中心の大学より、専門の知識を得ながら技術力も身につく中日本専門学校が良いと思いました。特に航空製造の分野は特殊。専門的に学ばなければ身につかないと思ったのですが、その判断に間違いはなかったです。

  • ● 航空工場検査員
  • ● 非破壊検査技術者
  • ● 3次元CAD利用技術者
  • ● 生産士
  • ● 有機溶剤作業主任者
  • ● 実用英語技能検定(英検)
  • ● TOEIC

生産工程管理者

航空機を生産するために、生産工程の作成からスケジュール調整、部品発注、管理まで各部署・部門と連携を取りながら、効率よく作業が進むようにするためのパイプ役です。

航空機製造技術者

主翼・胴体・尾翼など、各パーツの製造から組立てまでを行います。大型旅客機の製造現場は多様で、国際分業化が進んでいる分野です。

航空機修理・検査技術者

エンジンなどを分解し、超音波や磁気、X線など多様な非破壊検査などの手法を用いてエンジンや部品の表面及び内部の傷を的確に発見し、点検します。

航空機製造は、他の製造業に比べて特に専門性が求められる
エキスパート職です。最新テクノロジーにも対応する技術力や探求心は、
いかに養われていくのでしょうか。

卒業後3年の自分

在学中の目標を達成して、
憧れだった企業に内定。
三菱重工業株式会社 内定
2018年卒業 /滝川みのりさん

航空業界のモノづくりを幅広く学びたくて、航空生産科を志望しました。授業で一番印象に残っているのは、RV-4の組立て実習です。2年次での主翼の組立てでは班のリーダーを任せてもらって、コミュニケーションやチームワークの大切さを学ぶことができました。また、検査工学の授業をきっかけに、超音波探傷試験のレベル2を在学中にパスしようと決め、試験勉強を頑張ったことも今の自分に対する自信につながっています。高校時代から憧れだった企業に内定をいただき、今は最後の学内期末試験で納得のいく成績を取って卒業できるように勉強中です。

CNAでよかったこと

CNAの魅力は、先生方の“ON”と“OFF”のメリハリがはっきりしているところです。授業では厳しい先生も、お昼の食堂では気さくに話してくださいます。就職に向けた面接の練習を何度もやらせてもらえたこともありがたかったです。

卒業後7年の自分

CNAで学んだ製造技術の基礎が、
入社後すぐに役立った。
川崎重工業株式会社
2012年卒業 /足立大地さん

高校時代に航空自衛隊岐阜基地の航空祭へ行って、航空機のかっこよさに衝撃を受けました。それで実家の近くにあるCNAに入り、将来は川崎重工業に就職しようという明確なビジョンが生まれたんです。実習でリベット打ちなど製造技術の基礎を学んだおかげで、入社直後に担当した板金業務もスムーズにこなすことができました。現在は航空機の艤装業務を担当しています。操縦・ピトー管・油圧系統など主要な装備品が多く、責任重大です。6年が経ち、確かな成長を実感する毎日ですが、「分からないことはあいつに聞け」と頼られる艤装のスペシャリストを目指し、今後も技を磨きます。

CNAでよかったこと

実習が多いことがとにかく魅力でした。炭素繊維系複合材(CFRP)部品を製作したり、図面を見ながらRV-4を組立てる中で、自分はモノづくりが本当に好きなんだと実感しました。すべてが今の仕事のベースになっています。

卒業後11年の自分

思い描いていた自分に
着実に近づいている。
株式会社IHI
2008年卒業 /中村和弘さん

子どもの頃から航空業界に憧れていたので、自宅から通える距離にCNAがあったことは幸運でした。オープンキャンパスに訪れた際、エプロンに所狭しと並んだ飛行機の数に圧倒されたのをよく憶えています。現在の職場では、航空機のエンジン部品の修理をしています。CNAで学んだ溶接や板金の技術を、スケールの大きな分野で活かせていることがとにかく嬉しいですね。入社して11年が過ぎ、気がつけばCNA在学中に思い描いていた自分にかなり近づけていることに驚く毎日です。これからは自分の成長だけでなく、後輩を育成することにも力を注ぎ、製造部全体を引っ張って行く存在になりたいと思います。

CNAでよかったこと

専門的なスキルはもちろんですが、CNAでは社会人としての在り方をしっかり教わったと思います。専門学校としては珍しくクラブ活動も盛んで、高校時代から続けてきたラグビーに打ち込めたことも自分にとって大きかったです。

三菱重工業/川崎重工業/IHI/SUBARU/川重明石エンジニアリング/ケージーエム/
日本飛行機/IHIエアロスペース/放電精密加工研究所/名古屋品証研/ミネベアミツミ/
ヤマザキマザック/日立建機日本/ジャムコ/三菱マテリアル  等
(2019年3月卒業生実績/一部抜粋/順不同)

お二人が航空業界に興味を持たれた
きっかけを教えてください。

高校生の頃に、父の影響でハマったゲームがきっかけです。フライトシミュレーターのように、自分で飛行機を操縦するシューティングゲームだったのですが、それで遊ぶうちに「どうして飛行機はこんな風に飛べるのだろう?」と疑問に思うようになりました。
私も似た理由です。どうして飛行機は飛ぶのか、どんな構造をしているのか。高校の物理の授業で、そういう話を先生から聞いたのがきっかけです。その後、自分なりに調べているうちに、航空機の製造や整備に関わる仕事がしたいと思うようになりました。当時は工学部のある大学への進学を考えていたのですが、学科を決めきれず悩んでいた高3の春にCNAのことを知り、オープンキャンパスに参加したんです。
私も最初は大学進学を考えていたのですが、早く就職して手に職をつけたいという気持ちが強く、母の知人が通っていたCNAを紹介してもらいました。

在学中に好きだった授業を教えてください。

航空力学と材料力学は面白かったです。特に材料力学は、高校時代に得意だった数学に近い分野でしたから。それから実習系の授業。CNAは工業高校卒の人が多く、普通科卒の自分が実技的なところでついていけるか心配だったのですが、やってみると楽しくて、しっかり技術を身につけることができました。仲間どうしで教え合ったり、将来について語り合ったりすることも多く、寮で夜遅くまで話し込んだのも良い思い出です。
学んだこと全部が今の仕事に直結しています。具体的には製図や図面の見方、検査手法などで、学んだことを活かす機会が多いですね。人間学の授業も興味深くて印象に残っています。最初は航空機への興味からCNAに入ったのですが、授業を受けていくうちに宇宙工学やロケットに興味が移り、就職もロケット製造に関わる仕事で探しました。

大学ではなく、CNAを選んで良かったと思いますか?

そうですね。自分が納得いくまでさまざまな企業のことを調べて、先生にも長い時間相談に乗っていただいて、結果的に第一希望だった今の会社に入ることができたので、CNAで本当に良かったと思います。
早く手に職をつけたいと思っていた自分には、ぴったりの学校でした。学んだことをストレートに活かすことができています。入社した時点で工具の使い方などをある程度マスターできていたので、大きな自信になりました。

お二人はともにCNAの航空生産科を卒業され、
同じ会社でロケットエンジンの生産に関わられていますが、
作業内容はまったく異なりますね。

はい。私は溶接班の所属で、液体燃料ロケットエンジンの部品の溶接を担当しています。
私はロケットエンジンの組立検査や燃焼試験、出荷検査が主な仕事です。図面通り、手順通りに組み立てられているか、本来の性能がしっかり出ているかなどをチェックしています。

お互いの仕事は意識されていますか?

普段顔を合わせることはありませんが、最終的に大西さんの部署でチェックを受けるということは常に意識しています。我々がミスをすると、大西さんたちに迷惑をかけてしまいますから。
回ってくる部品には担当者のサインが入っているので、後浜さんの仕事はよく知っています。丁寧な仕事をする人だなと、いつも思っていました。我々の部署で扱う部品の溶接は難しいものが多く、それを毎日一定レベルでこなす技術力は相当なものだと思います。

今のお仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?

実際に組み上がったロケットエンジンを種子島などの試験場で検査し、打上げまで見届ける機会が年に数回あるのですが、最後まで気が抜けない分、無事に打ち上がった時の喜びは大きいです。
それは素直にうらやましいですね。溶接班は後工程のことまでは把握できないから。溶接は思っていた以上に“手に職系”の仕事で、同じ工程を経ても仕上がりは千差万別です。そこが面白いし、誰よりもうまくやってやるぞというモチベーションにつながる。今年で11年目ですが、今もベテランの先輩から教えられることは数多いです。

今後の目標などを教えてください。

とにかく技術力を高めたい。そして、少しでも長く現場で溶接の仕事を続けたいと思っています。続ければ続けるほど、この仕事が自分に合っていると感じることが多いんです。
私もできるだけ長く現場で仕事をしたいですね。現在、H-3ロケット用の新型エンジンの開発にも携わっているので、当面はこの初号機を無事に打ち上げることが目標です。新しいことにチャレンジさせてもらえる機会を最大限に活かしたいですね。
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オープンキャンパス