技術力・人間性・挑戦心を備えた、プロの整備士を養成
- ANA・JALと提携して一等航空整備士を養成
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ANA・JALと提携して
一等航空整備士を養成 大型機整備の業務全般を担当できる
一等航空整備士の国家資格取得を目指すコース
「エアライン(ANA・JAL)整備士養成コース」を
設置しました。3年次以降ANA・JALの整備場で
大型機の航空整備士ライセンス取得のための訓練を
行うため、入社後、通常より早期に一等航空整備士の
国家資格を取得することが可能です。
- 全国初にして唯一、
二等航空整備士コース(飛行機タービン専攻)を設置 -
全国初にして唯一、二等航空整備士コース(飛行機タービン専攻)を設置 現在の航空業界はタービンエンジンが主流と
なっており、それに対応する即戦力が求められて
います。こうした背景を受け、CNAでは全国初
となる在学中にタービン飛行機の二等航空整備士
資格取得を目指すコースを設置。
航空業界のニーズに応える即戦力を養成します。
- ヘリコプター整備士養成数は
開校以来1,300名を超え養成実績全国No.1 -
ヘリコプター整備士養成数は開校以来1,300名を超え養成実績全国No.1 日本でも2校しかないヘリコプターの
二等航空整備士を養成しているCNA。
実習では、ジェットヘリ「Bell206」という警察や
民間企業でも数多く採用された機体を教材として
使用し、構造の理解や整備のテクニックを
磨いて実践力を身につけます。
- アクティブラーニング:電源系統の故障探求
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アクティブラーニング:電源系統の故障探求 教材機の電源系統に不具合を発生させて、
学生達が自主的に不具合個所を発見し、
是正して正常な状態に
復帰させるまでの作業計画を、
グループディスカッションを通して作成します。
その後、実機を用いて故障探求を行い、
修理復旧、作業確認までを行います。
- ● 一等航空整備士
- ● 二等航空整備士(飛行機)
- ● 二等航空整備士(ヘリコプター)
- ● 航空特殊無線技士
- ● 第二級陸上無線技術士
- ● 有機溶剤作業主任者
- ● 航空無線通信士
- ● 実用英語技能検定(英検)
- ● TOEIC
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航空整備士(ライン整備)
空港のスポットに駐機している間に、機体の外部、内部の点検や整備を行う整備士。短い時間で整備を行うこともあるため、迅速・確実な作業が求められます。
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航空整備士(ドック整備)
飛行時間・回数により定期的に実施される整備を行う整備士。主に格納庫内で大掛かりな修理や点検、部品の交換を行います。
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航空整備士(ヘリコプター)
近年活躍の場を広げているヘリコプターの整備士は、ドクターヘリなどを運航する民間企業のみならず、警察航空隊や消防隊からも人材が求められています。


航空整備とは、確かな知識と豊富な経験を基に
「空の安全」を支える重要な仕事。その責任を果たすために、
先輩たちはどんな想いや努力を重ねているのでしょうか。
※掲載の内容は、取材時点の情報です。
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入学後3年の自分
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実践的な授業の多さが魅力。
ANAベースメンテナンステクニクス株式会社 内定
2018年卒業 /中山真奈さんずっと空港の管制官に憧れていたのですが、航空整備士という仕事をCNAのオープンキャンパスで知り、その場で航空整備科への進学を決めました。機体に直接触れることのできる“近さ”が、とにかく魅力的に思えたからです。学内の行事で特に力が入るのが、毎年秋に開催される技能コンテスト。抵抗値を測りながら電子ブロックを回路図通りに組立てるなど、学年を問わず整備技術を競います。同じ夢や志を持つ仲間に囲まれたCNAはとても刺激的で、自分に足りないことを気づかせてくれる場所。小さい頃から憧れた航空業界で長く活躍できるよう、卒業までしっかり勉強したいと思います。
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CNAでよかったこと
好きな授業が、フライトシミュレーターを使った実践的な実習。就職先ではフライトシミュレーターの点検整備を担当することになっているので、CNAで学んだことを現場で十分に活かすつもりです。
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卒業後7年の自分
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何も起こらなかった一日にこそ、
大きな喜びと達成感がある。
スカイマーク株式会社
2013年卒業 /柴田美聖さん幼少期に母の仕事の関係で飛行機に乗る機会が多く、自然と航空業界に憧れを持つようになりました。CNAを選ぶ決め手になったのは、保有する機体数が多いことと在学中に二等航空整備士の資格が取得できること。先生が身近な存在で、ランチでの何気ない会話が大切な学びにつながることもありました。機体をベストな状態に維持するのが、私たち航空整備士にとって最大のミッションです。だから何もトラブルが起こらなかった一日にこそ大きな喜びを感じるし、達成感があります。直近の目標は一等航空整備士の資格取得ですが、将来は女性が航空整備士として働きやすい環境づくりに関わりたいです。そのために自分にできることを探しながら、前進を続けたいと思います。
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CNAでよかったこと
工具の扱い方など、整備におけるベーシックマナーがしっかり身についていたことです。自分では当たり前だと思っていたことを現場で先輩から褒められると、貴重な3年間だったなと改めて実感します。
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卒業後7年の自分
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海外トレーニングを積極的に受け、
ヘリのドック整備を極めたい。
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン株式会社
2011年卒業 /面田広大さん高校2年生の終わり。航空整備士の出てくるTVドラマを見て「かっこいい仕事だな」と思い、CNAへの進学を決めました。CNAでは先生の「ヘリは就職先が幅広いよ」というアドバイスでヘリコプターのコースを専攻。実習でBell206などの機体に触れた経験は、卒業から7年経った今も大きな財産です。この会社に入ったのは、運航整備ではなくドック整備の仕事がしたかったから。入社後3年目に一等航空整備士の資格を取得し、現在はヘリの電装関係の点検および改修を担当しています。本社のあるフランスのほか、ドイツや韓国でも社内トレーニングがあるので、キャリアアップに役立てたいです。
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CNAでよかったこと
全国の航空専門学校の中でもヘリコプターの機体数が一番多く、ヘリの構造や電気系統を詳しく学べました。また航空力学の授業では、先生が要点をまとめたプリントを毎回用意してくださったので、理解の手助けになりました。
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ANAラインメンテナンステクニクス/JALエンジニアリング/スカイマーク/日本トランスオーシャン航空/アイベックスエアラインズ/ANA Cargo/日本貨物航空/NECネットワーク・センサ/三波工業/
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン/中日本航空/朝日航洋/セントラルヘリコプターサービス/
フジアビエーションシステムズ/SkyDrive/各都道府県警察航空隊 など
(2022年3月卒業生実績/一部抜粋・順不同)


※掲載の内容は、取材時点の情報です。
お二人が航空業界に興味を
持たれたきっかけを教えてください。
- 高校時代まではパイロットを目指していました。しかし航空業界について多くのことを知るうち、より身近に機体と接することができる整備士という仕事の方が自分に向いているのではないかと思うようになり、進路を変更しました。CNAに入学したのは、大学に進むよりも航空業界への就職の近道になると考えたからです。実際、CNAでは専門的かつ実践的な学びが得られたので、現在の仕事でも多くのことが役に立っています。
- 地元が長崎空港の近くで、いつも地上から離着陸する飛行機を見上げていました。大人になるまで飛行機に乗ったことがなく、自分にとって飛行機は“未知の乗り物”だったんです。「あんなに大きな機体がどうやって飛んでいるんだろう」と、いつも考えていました。機械いじりがもともと好きだったので、高校時代に航空整備士になることを決めました。自動車ではなく飛行機の整備士を選んだのは、「せっかく好きな機械いじりを仕事にするなら、未知の世界を見てみたい。より大きな乗り物を自分の手で整備できるようになりたい」と考えたからです。
お二人は職場だけでなく、CNAでも先輩・後輩の関係だったそうですね。
- はい。田中さんはCNAでも現職でも1年上の先輩です。現在は発着整備と定期整備が主な業務ですが、やはり1年の経験差は大きく、とても頼りになる先輩です。運航整備の業務では、作業品質はもちろんのこと、時間管理も意識しなければいけません。一人の作業の遅れがチーム全体の作業の遅れにつながってしまいます。実は一度、私が用意しておくべきツールを忘れてしまったことがあり、チーム全体の作業が止まってしまったことがあったんです。そういった経験から、チームプレイの大切さを改めて実感しました。
- 最初の頃は私もそういうことを経験しましたが、先輩やチームのフォローでなんとか時間内に作業を終えることができました。発着整備では、出発間際に不具合が見つかることも少なくありません。決められた時間内に、チーム一丸となって作業に当たることが求められます。中村さんは常に先を読んで行動してくれるので、私も頼りにしています。高め合い、学び合い、お互いに成長していける関係です。
- そう言ってもらえるとうれしいですね。まだまだ勉強中ですが、学生時代よりも自発的に行動できるようになったと感じています。田中さんをはじめ先輩方の仕事ぶりを見るうちに、自然と「次の作業ではこのツールが必要になるだろう」といったことを前もって考えられるようになりました。言われてから行動するのではなく、言われる前に自分から行動することをいつも心がけています。
お二人の今後の目標を教えてください。
- 田中さんが今年、一等航空整備士の資格を取得されたことが、自分にとって大きな刺激になりました。私も現在、取得に向けて勉強中です。業務時間外も飛行機のことばかり考えるような忙しい毎日ですが、好きなことを仕事にできているという充実感が自分を前に進めてくれています。知識だけでなく経験値も重視される資格ですから、毎日の業務にもいっそう力が入りますね。
- 「自分自身に負けたくない」という向上心が原動力になり、一等航空整備士の資格を取得することができました。次はライン確認主任者の資格取得を目指していますが、自分の成長だけではなく、後輩を育てることも引き続き意識していきたいと思います。同じCNAの卒業生として、中村さんともこれまで以上に切磋琢磨していきたいですね。