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航空生産科の詳細

3年制 定員80名

主な就職先(2018年3月卒業生)

三菱重工業、川崎重工業、川重岐阜エンジニアリング、川重明石エンジニアリング、ケージーエム、IHI、IHI運搬機械、SUBARU、ヤマザキマザック、ヤマハ発動機など

将来のあなたの姿は?

~この仕事のプロフェッショナルになる~
IHI
中村 和弘 さん 2008年3月卒業

思い描いていた自分に
着実に近づいている。

子ども頃から航空業界に憧れていたので、自宅から通える距離にCNAがあったことは幸運でした。オープンキャンパスに訪れた際、エプロンに所狭しと並んだ飛行機の数に圧倒されたのをよく憶えています。現在の職場では、航空機のエンジン部品の修理をしています。CNAで学んだ溶接や板金の技術を、スケールの大きな分野で活かせていることがとにかく嬉しいです。

航空機製造技術者

航空機製造技術者

主翼・胴体・尾翼など、各パーツの製造から組立てまでを行います。大型旅客機の製造現場は多様で、国際分業化が進んでいる分野です。

航空機修理・検査技術者

航空機修理・検査技術者

エンジンなどを分解し、超音波や磁気、X線など多様な非破壊検査などの手法を用いてエンジンや部品の表面及び内部の傷を的確に発見し、点検します。

生産工程管理者

生産工程管理者

航空機を生産するために、生産工程の作成からスケジュール調整、部品発注、管理まで各部署・各部門と連携を取りながら、効率よく作業が進むようにするためのパイプ役です。

航空生産科の強みとは?

全国で唯一、本物の小型飛行機をつくる
組立て実習で航空機の構造を知る。

自らの手でいちから飛行機を作る実習を通して、航空機の構造・素材・機能、取り扱いについて幅広く学ぶことができます。

最先端の航空宇宙に係わる
生産技術を、新しい校舎で学べる

ボーイング787にも使用される炭素繊維系複合材を実際に成型できる、国内の教育機関で最大級のオートクレーブを導入しているので、最先端の製造技術を習得できます。また、2017年4月より新校舎で教育を開始。最先端の技術を新しい校舎で学べます。

安全運航を保証するための様々な
検査手法を学び、就職後は即戦力に。

航空機の安全運航を保証するために、航空機・エンジンの構造や部品レベルの傷などを様々な手法で確認・検査するための非破壊検査技術を学びます。

授業風景写真

CATIA V5実習

航空機の設計分野で最も使用されている3次元CADシステム「CATIA V5」による設計実習。航空機製造メーカーをはじめ、様々なメーカーで広く使用されています。

オートクレーブ実習

ボーイング787にも使用されている炭素繊維系複合材料(CFRP)を製作します。

RV-4リベット打ち実習

小型飛行機「RV-4」を実際に組み立てる実習では、チームごとに力を合わせて組み立てます。

CAM実習

3次元CADで設計した部品形状を、コンピュータ制御で自動切削加工します。

X線検査

部品内部の状態を知るために、工業用X線による検査も学びます。

航空生産科で在学中に取れる資格(2018年3月時点)

CAD利用技術者試験 2級

区分 民間資格
概要 CADシステムを利用して設計や製図業務に従事する方を対象にした試験です。
受験資格 特に制限はありませんが、6ヶ月以上の就学経験のある方を想定しています。

3次元CAD利用技術者試験 2級・準1級

区分 民間資格
概要 3次元CADシステムを利用したモデリング、設計、製図業務に従事する方を対象とした試験です。2級資格取得の後、準1級へステップアップします。
受験資格 2級: 特に制限はありませんが、3次元CADの基礎知識、運用知識、活用方法を習得していること。準1級: 2級有資格者に限ります(併願受験も可)。基礎的なパーツ作成ができる技術を習得していること。

生産士

区分 民間資格
概要 職級・職務に応じた不可欠な知識を客観的に証明する資格で、学校法人 産業能率大学が認定します。生産現場に従事している現場リーダーなど、作業職場の管理の基礎を固めたい人には必須の資格です。
受験資格 特に制限はありませんが、等級(1~4)に応じて与えられたレベルがあります。本校では、授業科目として生産士3級の取得を目指します。

有機溶剤作業主任者

区分 国家資格
概要 「労働安全衛生法」に定められた「作業主任者」の1つで、有機溶剤による身体的な被害防止の指揮・監督を行う資格。この資格を取得するためには、指定教習機関の行う講習を受け、修了試験に合格しなければなりません。本校では、学内で講習会を行います。
受験資格 18歳以上

非破壊検査技術者技量認定試験

区分 民間資格
概要 放射線検査、超音波検査などハイテク技術を駆使した検査をする技術者の技量認定です。
受験資格 経験、学歴によってレベル1、レベル2、レベル3にわかれ、(一社)日本非破壊検査協会がそれぞれの技量認定をしています。本校では実習を中心に、レベル1、レベル2(放射線透過検査・超音波探傷検査・磁粉探傷検査)の認定を目指します。
※2017年10月発行資格から、新規認証申請をするには業務経験が必要になるため、学生の新規認証申請はできなくなります。

実用英語技能検定(英検)

区分 公的試験
概要 通称「英検」として数ある英語検定の中で最も知名度、信頼度が高い文部科学省認定の検定試験です。就職や人事処遇から入試・単位認定まで、非常に有利な資格です。
受験資格 年齢制限等は特にありません。本校では、学内に試験会場を設けて、準2級・2級の取得を目指します。(英検受験経験の無い場合は、3級から受験する学生もいます。)

TOEIC

区分 世界共通試験
概要 世界中で実施されている、英語によるコミュニケーション能力を評価するテストです。合否判定は無く、10点~990点のスコアで評価されます。企業では自己啓発や英語研修の効果測定、昇進・昇格の要件などに活用されています。
受験資格 制限は特にありません。

航空生産科
学科長の自己紹介

三木 陽一郎
航空生産科学科長
技術士(航空・宇宙)
三菱重工業出身
専門分野は宇宙工学

モノづくりの好きな人、集まれ!

私は以前、三菱重工業で宇宙ステーション補給機「こうのとり」の開発や種子島宇宙センターでの打上げ作業を行っていました。その射場作業チームに本校の卒業生が数名おり、その縁もあって現在航空生産科で教鞭をとっています。

航空生産科では航空宇宙産業における設計、製作、検査という一連のモノづくり技術を学ぶことができます。航空宇宙分野の高度なモノづくり技術は他の分野にも応用が効きます。

その結果、就職先は幅広い分野にわたりH28年度の卒業生は就職率100%にとどまらず、半数近い生徒が大手有名企業に就職することができました。

ぜひ、本学科で自分が設計した作品を自らの手で作り上げる喜びを味わい、将来の夢につなげてください。

プロフィール

・1984年 大阪大学大学院 工学研究科 前期課程修了、三菱重工業へ入社
H-IIロケット1段エンジンLE-7、スクラムジェットエンジン、衛星用スラスタ、宇宙ステーション補給機「こうのとり」などの研究開発に従事
・2015年 中日本航空専門学校 学生部長 就任
・2017年 中日本航空専門学校 航空生産科 学科長就任

所属学会

・アメリカ航空宇宙学会 AIAA シニアメンバー
・日本技術士会
・日本機械学会

趣味

・バンド演奏(Bass. 、Key. 、Vo.)、マラソン

航空生産科はこんな学科です

航空生産科からは航空機製造メーカーに就職できます。具体的には?

三菱重工業、川崎重工業、IHI等の航空機メーカーやその関連会社の航空機やロケット等の生産部門等で活躍することができます。これまでに800名以上の卒業生が、大手航空機メーカーの生産部門等の最前線で活躍しています。

三菱重工業や川崎重工業で航空機やロケットの開発をしていた経験豊富な教授・講師陣から航空工学、生産工学、検査工学等の最先端技術や、就職に直結する様々な知識を学ぶことができます。

ボーイング787の開発・製造で大活躍の設計ツール CATIA V5や複合材製造設備 オートクレーブ、非破壊検査で活用する装置などの実習用設備が充実しており、航空機、ロケット等に関わる技術・技能等をしっかりと身に付けることができます。

実際の小型飛行機 RV-4(米国製2人乗りのホームビルト機)を組み立てる実習があるのは全国でも本校だけです。

中部地区の利点を活かし、川崎重工業、三菱重工業およびそれらの関連会社と密接な関係にあるので毎年高い就職内定率を誇ります。(最近では2010年度~2017年度 8年連続で就職内定率100%を達成)

世界の大空に関わる仕事をしてみませんか?

自分自身が携わった航空機が空を飛んでいる姿を想像してみて下さい。飛行機、ヘリコプター、ロケットや各種エンジンの設計、製造、検査など大空に関わる仕事には大きな夢があります。また、活躍の舞台は日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパなど世界に広がります。航空機等の設計、製造、検査の世界に大きく羽ばたきましょう。

何だか難しそう・・・でも、基礎からしっかり学べます。

まず、航空工学などの専門科目を学ぶために、数学、物理、英語などの基礎科目をしっかり身に付けましょう。本校では高校時代の復習も含めて授業を実施し、英検などの資格取得にも力を入れています。(高校時代に履修していない学生にも配慮したカリキュラムを設定しています。)

基礎を学んだら、航空工学、設計工学、生産工学、検査工学などの航空生産に関わる専門科目の勉強です。それぞれ講義と実習をバランスよく織り交ぜたカリキュラムなので、理解度も深まるはず。

そして、川崎重工業、三菱重工業やIHIなど実際に航空機を作っている会社の工場見学や様々な企業へのインターンシップができるので、学校で学んだことが就職後にどのように役立つのかを理解することができます。

航空生産科
長谷川 純子さん
【愛知県】 江南高校出身

航空生産科は実習がとにかくリアル。
本物の飛行機の組立ては他校ではできない実習です。

航空生産科に入学して感じることは、他の学校に入学していたら体験できなかっただろうなと思うことが多いことです。

とにかく実習がリアルで、機体を組み立てる実習は貴重な経験になっています。これにより「人命を預かる」という大切な気持ちを持つことができたと思います。